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攻略の兆し

まさかインキーするヤツなんておらんやろwwwなんて思ってたらまさかのインキー。。鍵を開けて荷物と一緒に座席の上、お客さんと談笑して挨拶している内に静かにロック!お、おう、、。そうかーーみたいな

入って安心ロードサービス。携帯はポッケに入っていたので一安心。救世主が来るまで船の掃除とバッテリーの据え付けをしておりました

 

さて本日どうなりました?

上の写真は昨日の分。実は昨日一人で調査に出ました。良い時間はチャレンジエリアへ。どこへ行ってもカジカと砂。潮が緩めばアタリもナシ。定位置に戻るもひたすら沈黙。2時間叩いてやっとこ出たのがこの43cm。その後上向くかと思えばポツリと良型2枚追加のみ。今日の出船中止を本気で考えました

しかし釣りがしたいお客様に対して釣れないからと出船中止を伝えるのは失礼なこと。自信がなくて弱音を吐いてしまい大変失礼しました

しかし釣れないとは言え魚が居ないのでは話にならない。今日は確認の意味も込めて出船しました

風は無いものの霧が濃くて朝からなんだか肌寒い。薄暗いとなんだか反応が悪い気がします。潮は大潮。下げの時間帯。自信のある場所から流します

 

。。。。。。。。。沈黙。。。。。。。。。。

 

こりゃいよいよですね。。今日は新規のお客様。まだ豊浦マガレイの面白さをご存知ないので開始早々の沈黙は不安になります。まわりの船も右往左往、居所が掴めていない様子です。思い切ってエリア変えしてみました

 

そこはベタ凪鏡のグッドコンディション。そろそろ噴いても良さそうなエリア。さてどうでしょう

潮が下り切る前のベストタイム。小さいながらもポツポツ釣れ出しました。何度か流し変えながら探ります。しかしサイズは上がらず潮止まり。止まった時間は移動に当てて元の場所まで戻ります

やっと出ました豊浦マガレイ!尾っぽの先までパンパンです。Mさんやりましたね!この一枚に価値がある!そう思わせるほどの強烈な引き込みでした

 

しかし後が続かない。ポツリポツリと拾って行くも船全体が盛り上がるほどではありません。とにかくアタリが小さい。プチとかヌヌゥとかシャキとしたアタリがありません。ただ今まで見逃していたアタリはマガレイだったと再確認。居ます!魚は確実に入ってきて居ます

しかし全部が全部マガレイかと言えば実はこんなのも

昨日もグッドなソウハチが一枚釣れました。気の早い奴らはもう入ってきています。更に砂やカジカもチラホラと。アタリ全部とるつもりで積極的に合わせていけば突然腕が持って行かれる重量感を味わえます

そしてOさんにも。自作毛鉤が火を吹きました!他にも自作アンテナ天秤(伸び縮みします!)や自作の竿など釣り全部を楽しんでおられます。釣りは当日だけじゃなくて道具選びや手入れに準備、イメージトレーニングも楽しめます。たとえ風呂でもどこに魚が付くか想像します。露天風呂なんか行ったら隅や陰に手を入れてみたり

 

結局爆発はしなかったものの魚は確実に入ってきています。今までは掛かれば40の博打釣りでしたが小型の魚も混じり始めました。浅場にはちゃんと砂や石が付き、ラインが出来上がりつつあります

 

 

さて検証の結果。ここ最近の不調は低水温と底のトロロ。魚は居るのに口を使わないのと使えないのが釣果に結びつかない原因ではないでしょうか

割と活性が高かった先週は晴れの日が多く、日中太陽が出れば活発に餌を追いました。しかしここ数日、朝はガスって風は冷たい、シケるほどではないけれどパチャパチャ冷たい波が来る。餌を喰うにも吸い込むほどではなく、カレイのくせに齧るだけ。今日小さい針を使いましたが飲まれたのは一回だけでした。他にも下針に喰ってきたりスレ掛かりしてきたりするのは活性が低い証拠ではないでしょうか

もう一点、これは本当に厄介です、底に漂うトロロ(ゴミ)。これが魚の寄りを遮っているのでは。今シーズン一貫してうわ針のヒット率が高い傾向にあります。感覚的には8割ほど。恐らく魚に見えているのは上の針だけです

底の針が見えないところに低活性では上の針にも食い付かない。ちょっと体力のある個体はうわ針にアタックするので相対的に釣れる魚がデカかったのではないでしょうか

これは今日の僕の釣果。この他に砂と石を2枚づつの計20枚。カジカは数匹でした。他に沢山釣ってる人も居ると思います。まぁ検証結果として見て下さい^^;

お客さんを差し置いてなにやってんだと言われそうですが、今後の事を考えて釣らせて頂きました(もちろん全部お二人のクーラーへ)

今までデカイのばかりだったので針はかなり大きめのものを使っていました。そもそもこれが間違いでは?疑問が湧いたら検証したい。。ひょっとしたらもう小さいのも入ってきてるんじゃないだろうか?とかなり小さな針を買ってきました

 

ポイントはマガレイ率と小さい魚が半数以上を占めていること。もう来ているんです。群れ全体が寄っている証拠です。しかしこの小さいヤツは今まで掛からなかった。活性が低すぎて乗り切らなかったのでしょう

 

目一杯オカに入っている船もありました。攻めた結果ですが砂や石が多かったそうです。浜は例年の分布図になってきています。しかし例年と違うのは異常な低活性と底のトロロ。この辺りが攻略の糸口になりそうです

 

激渋豊浦攻略は今がチャンス!上手な人がマメに餌を変えて針とハリスも交換し一枚一枚に拘った釣りを展開すればこの倍は釣れると思いますよ!

 

全部ただの推測でしかありません。魚のことは魚に聞くしかありません。口が聞けないならラインを通して糸電話。結果がこうならきっとそう!を積み重ねるのも釣りの楽しみです。全然別の切り口で全く違う推測から同じ結果になっても不思議ではありません。違う考えに至った方が居れば是非一緒に釣りしましょう!絶対楽しい時間が過ごせますよ\(^o^)/

 

船はいつもと同じのんびり穏やか緩い空気が流れていました。釣果を超えた釣る楽しみを知っているお客様です。次はきっとまた新しいアイデアを持って釣りに来てくれることを楽しみにしています

 

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