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今年の釣り納め。ソイ祭り!

令和2年の締めくくり、真冬の4デイズ沖根ソイ。極寒、強風、時折見せる晴れ間。厳しいコンディションが続きましたが価値ある釣行になりました。数は勿論サイズも出ました。50前後多数、55cm58cm

 

先ずはブログ更新遅延のお詫びですね(^^;申し訳ございませんでした

年末になるとやり残した仕事に加え、冬の本業スノーボード関連の用事もあり、海と山との往復でなかなか落ち着いた時間が取れませんでした。ここ豊浦でも例年にない降雪で毎日港の雪かきに追われています

昨日はシケ前の好天に恵まれましたが朝起きてビックリ。夜ルスツから帰ってきた時は全然降ってなかったのに、まさか深夜の内に脛まで雪が積もるとは。。

そして今日はやっと髪を切ってもらいました(^▽^)隣は娘   友達の(/ω\)

 

室蘭のオーク理容室で切ってもらいました。シャンプーと顔そりが超絶キモチイイィィ!

そしてなぜか音響が抜群に良いんです。めちゃ高いスピーカー買ったとダンナに自慢されました(笑)僕の耳でもすぐわかるくらい。ビックリ価格を聞かされましたがその価値アリマス

 

では4デイズまとめてドゾー

初日の27日。まだシケの残るこの日は夕方に向かって風が弱まる予報。時間を遅らせてスタート!

順調に釣れましたが一向に収まる気配の無い強風を受けながらの釣りとなりました。魚は高活性でなんでも喰ってくる感じ。デカイジグのリアフックにワームを房掛けリグ(?)で当たっていました。個人的にはその不細工さが許せません!が、釣れるんだからそれが正解(笑)なんでもやってみるもんですね!

強風と寒さの為写真はこれ一枚でした

 

続く二日目

Eさんこの日は修行デー。この日はワームの釣りを覚えたいとのことで、特等席?でみっちりレクチャーしました。成果はバッチリ!

 

2日目は朝からベタ凪予報。じっくり腰を据えて狙うことに

魚は濃かったのですが異常活性とまでは行かず。しかしそれが良かったのか最後までずーっと釣れていました

スイムベイトマルカジリ

ドリーマーYさん。前回から巨大なスイムベイト、ジャッカルのダンクル(7インチ!)で頑張っていましたが無念のロスト。。予備で準備していたウオデス似のスイムベイトでとうとうゲット!おめでとうございます(^^)/

サイズは問題なさそうですが、どうもトリプルフックを嫌がっている様に感じました。春なら楽勝かな?

デプスのブルフラット4.8インチ。お客様からの頂き物です。アタリは少なかったですが喰って来たのはジャスト50cmのナイスサイズでした

度々登場するデプスワーム。唯一アメリカ産に対抗出来る国産ワームです。この翌日バカ当たりしていたのはデスアダー4インチ(チビアダー)でした

サカマタシャッドも入れてみたいところですね!

 

そして三日目

そのデスアダーでバカ当たり!スローなスピニングロッドが何度も突き刺さっていました

 

3日目は朝から爆風の厳しいコンディション。現地に着くまではそこまで酷くありませんでしたが、次第に白波が目立ち出します。船の後ろからもザバザバ波が打ってくる始末(^^;

 

それでも魚の活性は高く、入れれば当たるのマジカルヒットオンパレード!

序盤リズムに乗れなかったサトシくん。隣の勢いに押され、デスアダー変えてナイスサイズ!

 

序盤は定番キングテールでしたがフックを忘れて6/0の巨大フックを使う羽目に。案の定バイトが少なかったようです

いつもめちゃくちゃ釣るサトシくんですが、船が揺れると途端に調子を崩します(笑)この日も軽くノックアウト

 

魚は針も糸も見えています。欲張って大きい針を着けると全然喰わなくなることも。キングテールは8インチもありますがワームの太さは標準サイズ。3/0のフックがベストです

オフセットフックサイズの選び方は、軸と針先までの距離がワームの太さの2倍程度まで。長さは関係ありません

 

だいたい良い所ですね(^^)/

4/0でも良さそうですがランチワームも使うので3/0サイズ。ランチワームメインの時は1/0。キングテールに使ってもちゃんとフッキングします

 

ヒラメにも使うのでこの針を大人買いしていますが、ソイだけならもう少し細軸が良いと思います。何度も言いますが魚は針が見えています

ダブルヒットでハイチーズ\(^o^)/共に50弱くらい?サイズ感が麻痺してしまいます。それはなぜか?

コブシマルカジリ!

決して小さくないTくんの拳をマルカジリしたモンスターは今季最大の58cm!隣のソイだって50弱はあるんですよ?

 

魚体が見えた途端思わずネットォ!と叫んでしまいました。写真ではこの迫力が伝わり切らないのが口惜しい(>_<)

Tくんグループは予約6回目してやっとの出船。5回連続シケで飛んだのはマジカルレコード(^^;

貯めが効いたのかこの日は大当たり!おめでとうございます(^^)/

 

風が強かったので際どい所まで攻めまくり猛チャージ。きっちりクーラーを決めて10時には撤退しました

 

そして最終日。予報よりも良い凪で終始穏やかな一日となりました

ラストはチームYUMIちゃんレーシング(適当)が飾ってくれました!

 

風は穏やかでしたが気温は激寒。日も差していたのにガイドは一日中凍っていました

2週間前の大寒波で一気に水温が下がってその後安定していました。それでも徐々に落ちてきてとうとう7度を下回りました

活性は低めで潮も動かず。魚は居ましたので釣れますが、結構渋めの展開でした

なぜか単独写真が無かったJさん。50アップゲット!サイズ感が伝わらない?

さすがに撮られ慣れてきましたね(^^♪サイズは45くらいでしたが大きく見えます。体高ある立派な魚体でした

いつも後ろでのんびり釣っているTさん。とうとうこの日大噴火!写真はこの日MAXの55cm!いつもに増してナイスサイズを掛けまくりでした(^_^)v

海釣りは年一回くらいだとか。良い日に当たりましたね!初めての沖根でしたが順調に釣果を伸ばしていました

普段はガチのガチロックフィッシャーマン。初めてのディープロックは勝手が違う?

しかし手慣れたもので状況を掴んでからはポンポンとナイスサイズを掛けていました。納得したのかマイゲームへ。ホッケを狙う!と言って本当に2本ほど仕留めていました(^^;

 

今年最後の釣りは連日良い釣果でフィナーレを飾ることが出来ました

コロナで始まりコロナで終わる(終わらない)激動の一年。海は低水温で始まり、台風なし、異常な高水温、そして大寒波とこれまた激動の一年。しかしお客様に支えられて無事マジカルアワー2年目を終えることが出来ました。本当にありがとうございました。そしてまた来年も宜しくお願い致しますm(__)m

 

例年なら船を上げていざ雪山へ!となるところですが、今年は観光業受難の年。ルスツリゾートとは言えその波は押し寄せています

しかしこんな冬は2度と無い!と前向きに考えて、真冬の海も釣ってみることにしました(^^)/ですので年明けも続行!

師走からの大寒波で三が日は残念ながらお休み。新年は4日くらいからまた出られそうです

週間予報では5日と6日がスーパーチャンス!新年の幕開けは豊浦で迎えませんか?

 

フェイスブックのメッセンジャーでも予約承ります。お気軽にご予約お問いあわせお待ちしております(*´∀`)


釣りと音のはなし

コンコン、コツコツ、ガツン!アタリの表現に多数用いられる擬音。実際に音が耳に聞こえているわけではありません

なにを当たり前の事を、、と思われるでしょうが上の3名は聾者。平たく言えば耳が聞こえない人達です(全然聞こえない訳ではないそうです)

※デリケートな話は難しいので、釣り仲間として甘えさせてもらってザックリ書かせて頂きます

 

釣りにまつわる事を音で表現することが多いですよね。アタリの表現は勿論、魚の引きだってギュイーンとかゴンゴンだとか擬音で表現することばかり

良く釣れているときは賑やかだね、エサ取りが多いと煩い、魚が釣れないと静かになったとこれまた音の話で進みます

しかしどれも実際の音として耳に届いている訳ではありません。糸を通した振動を音として感じて擬音にしたり、周りの空気感を音響として捉えて表現しています

 

では耳が聞こえない人達はどう捉えているのでしょうか?入門書に「コンコンと来たら合わせて下さい(実際には聞こえません)」と但し書きがあるのは見た事がありません。俺らそんなの聞こえないから釣り出来ねーわ、と思われているかもしれません

しかし最初に書いた通りコンコンやガツン!は実際に耳に入ってくる音ではなく、釣り糸を通して感じる振動を音に置き換えているだけです

 

またその音に拘るのも釣り人

上にも書きましたが友人のお店には40万もするスピーカーを導入しました。カットまでの待ち時間やパーマ、洗髪時により良い音響をお客様に提供しよう頑張ったそうです。僕の耳でも速攻で違いがわかるくらいでした

しかし高いスピーカーだからと言って聞こえない物が聞こえる訳ではありません。聞こえちゃったら不良品か病院に行くしかありません(^^;

釣り道具だってとんでもなく高い竿だからと言って今まで感じられなかったアタリが取れる訳ではありません。高感度と言えばさも全てのアタリが拾えるかのようにメーカーは謡い上げますがそれは幻想。感じられたらそれは幻聴です

しかしそれでも高い道具を買うのはそのアタリの表現力の違いが値段に表れる(ことがある)からなのです

 

長い時間(釣りにまつわる)音を聞き続けるのだからより良い音響で楽しみたい。そうなると高い竿やリールをチョイスするのは当然の事。お気に入りの音楽を聴くなら良いスピーカーが欲しくなるでしょ?

 

因みに

PEは高感度。ではナイロンやフロロではアタリがわからない?

これは間違い、ではないかもしれませんがナイロンやフロロでもしっかりアタリは拾えます。(糸の長さによる減衰はあります)違いは音質。FMとAMくらいの違いでしかなく、アタリそのものはしっかり聞こえます

確かにPEは良く聞こえます。逆に言えばこちら側の音もしっかり伝えてしまいます。恐らくクラッチを切る音だって魚に伝わっています。詳しく書くとまた長くなりますが、相手(魚)の隙を突く釣りにはナイロンやフロロが適しています

 

聞こえない音を聞き続け、その音質や音響に拘りを持ち、より良い音響を求め高い金を払う。釣りは音を楽しむ遊びと言えるのではないでしょうか?

リールのハンドルを摘まむ指、舞い込む竿先、竿を握る手。振動や目に入る動きが音となって釣り人全ての共通認識になっています。それは耳が聞こえようが聞こえなかろうが全く関係なく、同じ音を聞いて楽しめるのが釣りなのです

 

ろう者の方々の感じ方は共有しようがありませんが、少なくとも釣りをしている間は同じ「釣りの音」共有しています。ひょっとした耳が聞こえない分、健聴者とは違う多彩な音が聞こえているのかもしれません。その手から伝い広がる世界はどんなものなのでしょうか?

 

釣りにおいて耳が聞こえないことは全くハンデになりません。精々エキサイティングドラグサウンド(笑)が楽しめないくらい。肌で感じる空気感や魚の気配なんかはより敏感に察知できるんじゃないでしょうか

 

今回遊びに来てくれたTくん達。また豊浦に来て僕に聞こえない音を教えて下さい。そして一緒に魚達の声を聴きましょう!