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MAX63cm。コンディション悪く釣果伸びず

本日ヒラメ。悪天候と渋い状況の中で頑張って頂きました。釣れた人、釣れなかった人、ヒラメ釣りの奥深さを味わった一日

 

曇天の朝。こんな日は出し風ブーストが期待出来ません。その上朝マズメに潮止まりが来る厳しい展開。一番近いポイントからスタート!

トップ画像は開始直後にOさんに来た63cm!潮止まりまでの僅かな時間に仕留めた貴重な一枚でした

 

その63cmのお口からカレイちゃんコンニチワ。チビソウハチのようです

チビとは言えこのサイズ感。下のブルフラットは5,8インチ、上のサカマタシャッドは8インチ。一番上は恐らくみんないつも使ってるであろうサイズのワーム

デプスさん、ブルフラットの8インチを!

 

潮止まりの時間を利用して大移動。まだ風は穏やかでした

またもOさんにヒット!平日に狙いをつけて遊びに来た甲斐ありました!キャップが僕とお揃いOJK\(^o^)/

クーラーボックス一つでフラっと遊びに来てグッドヒラメをお土産に。とってもスマートな休日の過ごし方ですね(^_-)-☆

 

この辺りでとうとう雨が。こんな日は何かが起こる―――

今日は4名がレンタルで挑戦。その内のお一人はバケと仕掛けだけのレンタルでした

軽く道具をチェックした時にちょっとラインが細い気かしました。聞いたらPE2号とのこと。リーダーは6号くらいでしょうか

普通ヒラメ相手ならこのラインクラスで十分なんですがここは豊浦、なにが起こるかわかりません。一応ラインブレイクの可能性はお伝えしました

 

まさか不安が的中するとは(^^; 恐らく一発食いだったのでしょう、一瞬で竿とラインが一直線に。あっ!と思った時にはラインテンションがゼロになっていました

つい先日90が出たポイント近くです。逃がした魚は大きいと言いますがどれほどのサイズだったのでしょうか。シルバーのバケ付きモンスターを釣った方がいたら是非ご一報を

ルアーでチャレンジのSさん。昨年唯一ワインドで釣果を出して今年も見事ヒット!

普段は日本海でヒラメを狙っているそうですがキャスティングでは深すぎるレンジで釣りをすることになるとか。噴火湾は10m前後の浅場メイン。キャスティングゲームが一番楽しめる水深です。今日はコンディションが悪かったですがこれからルアー優勢の日が増えてきます。また遊びに来て下さいね

 

ここ最近の傾向でリアクションでしか喰わない場面が増えてきました。産卵を意識した魚が増えてきたからでしょうか

日によって、魚によって反応は様々ですが、傾向として素早い動きで反射食い及び一発食いを狙うほうが効率が良さそうです。バケでもアタリの数は別にしてシャキシャキ振っている方が釣果が伸びるようです

ルアーでもレンジキープのリトリーブだけでなく、積極的なアクションを加えたりフォールに意識を向けたりするのが鍵になりそう。今回はワインドで結果が出ました

南風が吹き出した瞬間に来た一枚。貴重な一枚おめでとうございます(^^)/

 

このタイミングでラッシュを期待しましたが不発。風が強くなってきたので撤退戦に

南の吹き始めは結構釣れることが多いのですが今日はこの一枚で終了しました。比較的近所にイルカの群れを確認した段階で嫌な予感はしましたがこればかりは仕方ありません

もう少ししたらイルカに怯え難くなりますが今はまだ慣れていないのでしょう。雨が降った、風が吹いた、潮が止まった、イルカが来た。自然には勝てませんね(^^;

 

山谷が激しい今シーズン。今日は谷だったようです。それでもグッドサイズを手にした幸運なお客様もいました

日替わりに釣果に差が出ます。その中でも人によって全然結果が異なります。勝負は出てみないとわかりません。まだヒラメシーズン序盤戦。これからに期待です!

 

フェイスブックのメッセンジャーでも予約承ります。お気軽にご予約お問いあわせお待ちしております(*´∀`)


ラインシステムについて

 

噴火湾のバケヒラメはかなり特殊なタックルシステムを組みます。釣れる魚のサイズに対してかなり強いライン強度を要します

何度も書いていますが足元10mでメータークラスとガチ勝負を想定しなくてはいけません。下手すると穂先から出ているラインがたった5メートルなんてことも

僕のタックルもレンタルタックルもメインはPE3号、リーダー12号、ハリスは10号。レンタルで出しているリールならドラグガチ締めしても5キロもかかりません。楽勝でドラグ値内です

 

なぜここまでオーバーラインを使うのか?

300グラムのバケを振るにはそこそこ強度のある竿が必要です。そして常時300グラムを振り続けているので竿を握る手はかなりの力が入っています。そうなるといざ魚が掛かった時にはガチで引っ張り合いになってしまう事も。のんびりドラグをイジったり竿で溜めていなすなんて事をしている暇や余裕がないかもしれません

勿論相手がこっちの技量に合わせて掛かってくれるはずもなく。その日初めて竿を握った人の竿にメーターモンスターが掛かるかもしれません。技量が足りなくて獲り逃がすのは仕方ありませんが獲れるチャンスは残しておきたい。最悪綱引きしても負けないラインシステムを組むべきと考えます

 

これがルアーでやっているなら話が別。相手がメータークラスとは言え所詮ヒラメです。タックルバランスにもよりますが通常のタックルならPE1号、リーダー5号で十分。昨日の78も余裕を持って勝負できました。ベイトならメインにフロロが使えるので14LB(3,5号)を巻いています。不安はありません

ルアーならキャストするのでそれなりの間合いで勝負が始まります。タックルも軽く、竿を持つ手も力が入っていません。滅多なことでは綱引きバトルになることはないでしょう(技量によります)

 

ラインシステムは狙う相手だけを見て組むものではありません。釣り方や相手とも間合い、タックル全体のバランスなど総合的に見て選択します

余談ですが琵琶湖のバス釣りでは70オーバーを想定してタックルを組む場合、フロロやナイロンなら4lbから30lb、PEなら0,6号から5号直結、特殊なところではフロロ2,5LB(0,6号)を使うこともあります

同じ魚、同じルアーフィッシングカテゴリなのに狙い方次第で必要なライン強度にこれだけ幅があるんですね

 

○○を釣るには何号の糸が必要か?では大雑把。普通は使う針から糸や竿を追います。更には障害物の有無から糸を出せるのかどうか、使うオモリや通常使用負荷など総合的に見て糸の太さを決めていきます

細い糸で大物を釣り上げるのが釣り人の誉だったのは過去の話。これだけ道具が揃った現代では確実に相手を捕獲できるタックルバランスを煮詰めるべきでしょう

 

とは言え無暗に太い糸は釣り味に欠けるもの。細いラインは操作性を向上させます。タックルバランスを煮詰める際に考慮する項目です

また、海釣りではまずありませんが淡水の釣りでは糸が太いと喰わない魚がいます。切られる切られない以前に喰わなきゃ勝負すら出来ません。なら喰うまで細くするしかありません。こうなると釣り人の技量が試されます

 

300gメインの噴火湾バケヒラメのベストバランスはPE3号のシステムです。針周りの仕掛けのシステム上ハリスを細く出来ない事情がありこれ以上細くすることはないでしょう。まぁ細くするメリットがまるでない釣りなので見直しは無いと思います

 

例えばバケが軽くなればそれに合わせて少しずつラインが細くできます。しかしバケを軽くすればするほど様々なデメリットが顔を見せてきます。ザックリ乱暴に言えばバケを軽くすればするほど釣れなくなる

 

うーん、魚が当たる度にバケが脱落するシステムを開発すればもう少し細くできるかも!しかしコストが掛かり過ぎますね(^^;