10月13日から16日サバ沖根ヒラメイカ。天候にやられた一週間。厳しい条件の中ありがとうございました。ではまとめて!
13日はサバ&沖根
この日は良い凪良いお天気。比較的早めに鳥山発見!
良型が増えてきました。無限に釣れるサバのサイズはメタボ中心でした
鳥の活性は低め。朝イチに見つけた鳥達はその後あまり騒がず。水面下には山盛り泳いでますがトップには反応しませんでした
この朝イチが重要なようで、遅めに出船するとサバの発見に手間取ったそうです。運が悪いとサバに出会えず貧果に終わってしまったとか
とは言えサバは大量に居ます。しかしベイトを水面まで追い上げないのならば鳥達も騒ぎません。となれば目視でサバの群れを見つけるのは困難。魚探でもベイトは至る所に居る訳でそこにサバも居るとは限りません
一瞬でも良いので鳥山を見つければその下には高確率でサバが居て、そこから簡単には動きません。一度大型の群れを捕捉すればエンドレスヒット、群れを捕捉できなければ貧果に終わります
その日の気分?によりますが、とりあえず朝日が出るタイミングで一旦は鳥山が立つ傾向にあります。そのラインがその日の回遊ルート。釣りながら見渡していれば単発的に鳥が騒ぎます。多少ラインが前後しますが暫くは追い続けられます
早起きは三文の徳。日の出の鳥山観測が重要!
天候が安定しないと毎日回遊ルートが変わります。前日良かったとかは全くアテにならず、その日その時何処に居るかを当てなければなりません
後半の沖根はガヤ祭り。前回ジグでのチャレンジで厳しい結果に終わったMさん達。今回は魚に合わせてサビキでチャレンジ
狙い的中。大漁となりました(^^)/
15日は巨サバの群れ捕捉!50cmに迫るビッグなヤツも居ました
この日はサバ&ヒラメ。予報より大幅に強いヤマセにヤラれました(>_<)
予定では朝はヒラメ、後半ちょこっとサバのプランでした。しかし朝お家を出た瞬間に嫌な空気感。気温は朝から15℃。港は無風。ゆらゆら揺れる船。。
港から出ると風はありませんでしたがウネリが酷い。絶望を感じながらポイントを目指します
現地は嫌なウネリ。うーん、どうしよう。。お、近所に鳥山発見!
傾向としてヤマセ気味の日はサバの調子が悪い日が多く、鳥山も立ちにくく短時間で終わります
予定では後半にサバでしたが先に釣れる魚を釣る作戦。鳥山に急行しました
近所の山ではフクラギ多数。「60cmくらいにフクラギバラしました!」おっとそれはイナダですね(^_-)-☆
フクラギは釣れましたがサバは小型中心でした。どんどん波風が強くなりそうな雰囲気。。沖に大規模鳥山発見!!あれを逃すと今日は絶望的と踏んで急行しました
移動後は大型多めのサバの群れ。しばしのサバゲーを楽しみました
その間もウネリと風は強くなってきます。案の定サバは姿を消してしまいました。やっぱりヤマセ気味の日は早期の勝負が鍵ですね
もう沖に居るのが厳しい状況。サバも居なくなったのでヒラメ場に移動します
移動中は頭から波を被るような波風。キャビンの上に置いてあったレンタルタックル2セットが海の藻屑となりました(>_<)
こんな状況でもヒラメちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ナイスバイトです!
浅場でも状況変わらず。強い波風で横流しは不可能でシーアンカー流しで狙いました
ヒラメとしてかななり厳しいコンディションでしたがポツポツとアタリがあり、奇跡の一枚と他バラシ①。ヒラメの存在は確認出来ました
厳しいコンディションでも頑張って下さったチームよっちゃん。ありがとうございました
さて他の日のヒラメと言えば・・
この日4枚ゲットのIさん
辛くもキープゲームのお客様
良い凪のこの日。最奥まで走り切ってから戻りながら全域をチェックしました
各所アタリはあるものの喰いは渋め。場所によってはフグの猛攻などがあり釣りやすい場所を探すのに苦労しました
最終的には得意のポイントで粘る作戦。時合いさえ来れば・・・の状況でしたが終盤風の吹き始めたタイミングが丁度潮止まりと重なり爆発は無し。ゼロゲームで終わったお客様もおられました
とは言えヒラメ釣りらしい展開。アタリはそこそこあって良い人で4枚ほど。まだまだ釣れますね(^_-)-☆
16日17日もヒラメ。共に渋め展開
風はほぼ無く、若干のウネリが残るコンディションでした。前回の結果を踏まえて移動は控え目で待ち伏せ作戦
レンタルのお客様。共にキープゲーム。このコンディションで2枚ゲットは素敵!
前回は酷いコンディションでほぼノーチャンスの日に当たったSさん。この日はリベンジ成功!4枚ゲットでした(^^)/
辛くもキープゲームのSさん。良い日と渋い日をバランス良く当てています(笑)
こちらのお客様も辛くもキープゲーム(笑)前回渋いながらも無双してたのにぃ( *´艸`)
惜しくもゼロゲームだったお客様もいましたがこれぞヒラメ釣り。是非またチャレンジして下さい(^^)/
ヒラメ仙人Eさん。この日は無双状態で6枚ゲット!ロクマルに迫る良型もいました(^^)/
しかし前回はゼロゲーム。仙人とは言え喰らう時は喰らうんです
シンゴさんはキープゲーム。最後まで諦めない姿勢で時合いを待ちましたがこの日は大きな盛り上がりはありませんでした
なんとか釣れているヒラメ。しかしこの後もうひと盛り上がりありそう
現状ベイト達が浅場を離れている状況。もう少し気温水温共に下がってくるとにベイト達が浅場に寄ってくるはず。ここがチャンス!昨年は11月末まで良い釣果でした
秋が深くなるとヒラメが沖に出る、と言われますが僕はそうは思いません。噴火湾んのヒラメは通年浅場に居ると睨んでいます
春のようにまとめて浅場に刺すようなことはありませんがそれほど移動しているようにも感じません。20m前後までの浅場で通年過ごし、近くに寄って来た餌を食べる。ベイトが多く入れば活性が上がり良い釣りに、そうでなければ渋いながらもちょい釣れる
魚の密度が下がるので狙いとタイミングが外れるとまるで当たらない=魚は居ない=沖に出た、が通説になっていると読んでいます
勿論沖に出るヒラメも居るでしょう。沖の網にかかるのでそれは間違いありません。しかしその個体達を効率よく釣りで狙うのは噴火湾では現実的ではありません
想像ですがそのルートに乗るのが大型個体かもしれません。もしディープレンジでの釣りを確立している人がいたらこっそり教えて下さい
沖には出るんでしょうがその数はそれほど多くなく、釣りで狙うのは非効率。ならば浅場に居付く個体を時合い待ちで待ち伏せする、が秋の釣り。やってる事は春と変わりませんが狙いが全然違うんです
ディープレンジは夢があります。超大型はイカに狙いを定めて沖に出ているのでは?しかし付き場があるようには思えず、魚の密度が低く出会う確立は極端に低いでしょう
これからイカの岸寄りや噴火湾に取り残されたベイトが浅場に逃げ込むなどの爆発イベントがあると予想します
昨年は港に溜まったベイトの出入り待ちパターンで深い時期まで良い釣りが楽しめました。今年はどのような状況になるか?お客様の要望がある限りヒラメを追い続けます
夜イカは木金土曜日と出船。次第に良い釣りになっていきました
前の週は満月大潮で低調気味でしたが今週はだんだん月の登りが遅くなり月が顔を出すまでは良い釣りになるパターン
とは言え3桁釣果かと言えばそれほどでもなく。概ね20~30杯くらいでした。一桁釣果は無かったように思います
土曜日は午前中予報外のシケ日。本来なら15時出船でサバ~イカのリレーでしたが到底無理と悟りイカのみに予定変更となりました
それも出船は現地判断になるとお伝えしました。正直無理かも・・・と思う反面予報通りになれば出られそうな予報。これほど予報が悪い方向にブレるのは珍しい(-_-;)
時間になり港に向かうと少し落ち着いています。こんな条件でも来て頂いたお客様の為にもダメ元で出船しました
案の定酷い状況でしたがゆっくり沖へ
イカちゃんイタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんとか取り付き釣り開始。序盤から良い乗りで順調に釣れ続きました。恐らく爆裂パターンの日。僕で50杯ペースの感触でした(疲れ切っていてあまり竿を出せず)
珍しく全員イカメタルスタイル。それでも2連3連と良いペース。手釣りならば・・・
船はほとんど動かず。しかし断続的に群れが入ってくる感じでした。後半は少しアタリが遠のきましたが良い人で60杯弱?レンタルビギナーのお客様も良い感じでバケツが埋まっていました
イカは出られれば好調!この日もダメ元で来られたお客様が良い釣果に恵まれました
基本的に怪しい予報の場合は中止にします。夜になって出られたなーと思う日もありますが安全第一。激シケの土曜日でしたが沖には数杯の船が。ウチより遥か沖にいる船もどうやって行ったんや(^^;
さて今週は微妙な予報が続きます。どの日もギリギリまで予報と睨めっこな状況
しかし予約を入れない限りチャンスはありません。出られればチャンス!ご予約お待ちしております(^^)/
デンソーの温水ヒーターを設置しました
デンソーと言えば自動車部品では世界第二位のメーカー。アナタのお車にも必ずデンソー部品が装着されています
しかしデンソーの「商品」を買うことは無いのではないでしょうか?事実個人が購入するような商品はほとんどありません。精々スパークプラグくらい?身近にあるのに身近に感じない絶妙な立ち位置のメーカーです
写真を撮り忘れました(^^;
こんな部品?商品?です。冷却水からバイパスしてコアを温めファンで温風を送る。普通の車には当たり前に着いてる装置です
しかし船は基本後付け。オプション扱いです
まぁ露天の船やそもそも必要ない船もありますので暖房が標準で着いてはずもなく。船は必要なら付けるが基本
これが冷却水取り出し口。クーラントラインにメクラが打ってあって、それと入れ替えで冷却水を取り出します
蝶ねじがバルブになっています
こんな感じで装着。メクラを抜けば冷却水が漏れますので一度冷却水を抜いて・・・なんて面倒なことはぜずパっと抜いてサクっと刺す作戦。漏れは最小限で済みました
冷却水を取り出して機械に接続して配線してお終い、なんですが温風の配管に苦労しました
部品はいつもお世話になっているSEA@ITEMさんで注文しました。室蘭のエンルムマリーナさんと言ったほうがわかりやすいかも
ここにある商品を上から順番にポチポチと。総額53000円ほど
しかしどれが本当に必要なのかわからず現物合わせになる事も。今回は60パイのメインホースのジョイント部品が足らず。直に行けると思ったんだけどなー( ;∀;)
という事で近所の部品倉庫ホーマックニコットで合いそうな部品を調達。丁度VU50のソケットがジャストフィーット!嵌め合いの出っ張りに合わせて少々削り込むだけでガッチリ嵌りました
ヒーター本体は床下に設置するので温風はホースで各所に流します
暖房だけならそれほど悩みませんが本当の目的はデフォッガー。窓の曇り取りに温風を当てたかったのです
右はソケットで60パイのホースで取り出し暖房用。左は40パイのホースでキャビン前窓の下に流し込みます。
こちらは暖房用の吹き出し口。専用品はそれなりのお値段はしますが納まり良いですね(^_-)-☆
問題はこちら。デフォッガーなので窓全体に温風を当てたい所。専用の吹き出し口なんて無いので塩ビ管に穴開けて設置しました
うわ、ダセー(笑)しかし吹き出し口の向きも大きさも自由自在。曇り取りの役目はバッチリ果たしています。ダサいですが(^^;
本体の足はこんなヤツ。今回は地べたに直置きだったのでタッピングで留めました。しかしこのタイプの足を見ると、気分的に防振ゴムを挟みたくなるのは元エアコン屋の癖?適当なゴム板を切って挟みました
ボートを弄るに当たって費用が増す原因がコレ
どの金属部品も必ずステンレス製を使うことになるんですよね。このワッシャも一枚100円。無くても良いかもだけどちょっと入れときたい、で400円。まぁ滅多に手を入れる部分ではないので奢っておきました
因みにスイッチは別売り。配線の長さも最小限。イマドキのカー用品なら中華製でも無駄に長い電線がついとるのに
制御系と電源と合わせて5本分の線を延長。この日4回目のホーマックで部品調達したのが夜の6時。終わったのは8時を過ぎていました
バルブを開けて試運転。ヒーターに送った分の冷却水を足して完了。無事温風が吹き出しました
今回は片っ端から部品を買い求めたのでほぼ組み立てだけで完成しました。工具の追加も含めて総額6万くらい?温風配管などを汎用品で工夫すればもう少し費用が抑えられたかも
これで計画していたカスタムは終了。冬の釣りに備えられます
暖房はさて置きデフォッガーの効果は抜群。曇りの無い窓最高!
この前沖根で微速装置の威力も体感してきました。もうあれ無しでは沖に出られません。電装品のバージョンアップもトリセツと格闘しながらようやく使い方がわかりました。準備万端!
本当に手の掛かる船ですがカスタムが進むにつれて愛着がわきます。やった分だけ釣りが有利になるのも実感します。機械弄りが好きで良かった~(*´▽`*)