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湿原のアメマス。道東遠征の紹介

月曜日の出船から帰ってきて大急ぎで準備。久しぶりの釧路遠征です!

 

今年はシケが続き全然沖に出られません。それなら良いコンディションの所へ行けばいい!ってことで冬は道東、釧路へ向かいました

初めて釧路湿原を訪れてから丸10年。多い年はほぼ毎週、12月に一週間近く潜っていたこともあります

その魅力は雄大過ぎる大自然、難易度が高過ぎるテクニカルな釣り、現地の人とのふれあいなど上げればキリがありません

 

 

予報を見ると火曜日はなんと雨。この時期の雨予報は日中気温が大きく上がるスペシャルデー!

月曜日の出船から帰ってきて速攻で準備。約7時間の道のり。以前に比べると少し交通の便が良くなりましたがやっぱり遠いですね(^^;

 

道中は降りそうで降らないベストなお天気。深夜から少しパラついてきました。雨降りなら道路も安心

とは言えこの時期は鹿も高活性。頻発エリアでは慎重な運転が強いられます。同じ山道でも出現率が全然違います。今回は支笏湖湖畔と釧路湿原道路、そこから湿原に向かう国道が頻発エリア。何度も横切られました(^^;

 

残り1時間程の場所で力尽きて車中泊。釧路市街は寝る場所が少なく、手前で寝てから早朝に向かった方が便利いいです

夕方の4時に出発して現地に着いたのは朝8時。そこから準備して湿原に潜ります。再び車に戻ってくるのは8時間後。万全の準備を整えてからGO!

 

徒歩30分ほどの地点からスタート。雪が無い時期は歩きやすいです

開始1時間ほどでファーストヒット!めっちゃ久しぶり~(*´▽`*)

 

釧路湿原は試されるフィールド。これまで何度も何度も負けを喰らってその度に次回こそは!と誓いました

この日は僕的に当り日。以降各所で反応があり、バラしもありつつ10本以上キャッチできました。釧路川での二桁はめっちゃ嬉しい!

ビーフリーズは裏切らない!流れの中でのミノーイングで出せたのは嬉しい(^^)/

流心に投げてライン先行で流し岸際のボサで反転。トゥイッチ一発!教科書通り。シーバスのお勉強が役に立ちました

 

タックルは6fのベイトロッドにいつもの18バンタム。ライトバケ、イカ、カレイ、沖根ソイ、ビッグベイトシーバス、そして湿原アメマスと出ずっぱりのバンタム。ちょっと酷使し過ぎですね(^^;

ラインはボートシーバスの時と同じPE3号に50lbリーダー。M~MHクラスのタックルにラインだけ極太と言ったセッティング。ラインクラスだけで言えばブリジギングやバケで使っているのと同じ強度。それで10gに満たないようなルアーを投げます

 

なぜそんなセッティングなのか?

それはとにかく引っ掛かるから

岸際のポイントはジャングルのようなボサと倒木。しかも透明度は悪く1mも下が見えません

要は全く見えないヘビーカバーに針むき出しのハードルアーを投げ続ける釣り。画像は全然優しい方。もっともっとハードなポイントにもガンガン打ち込みます。勿論流れがありますから投げた場所から流れ込んでいく所まで計算しなくてはいけません

 

また魚のアタリなのか障害物にルアーが当たったのか判断つきません

ゴンッと来たらそのどちらか。喰って走ってくれることは稀でルアーが止まればアワセるしか無い。リズムが良い時はバシバシ掛けられますが悪い時は根掛かりにフルフッキング、魚なのにソロっと上げてバラすと悪循環。メンタルが釣果を左右します

 

オープン(だと推測される)エリアに投げる釣りもありますが運良く群れが通らない限りまず釣れません

ひたすら歩いて次ぎの障害物へ。毎度引っ掛けてルアーを無くしていたんではテンポが悪く環境にも財布にも優しくありません

尚、切ったからと言って簡単にリスタートできるような環境でもありません。今時期はまだ良いですが厳冬期は素手を出すことは自殺行為。ラインを結ぶにしてもそれなりの覚悟が必要。過去にはグローブを着用してラインを結ぶ練習もしました

 

 

対策は針を伸ばすか折るかして回収or倒木ごと引きあげる作戦

初めて来た時はナイロンやフロロで頑張っていましたがどんどんルアーが無くなりボックスはすっからかん。しかも切るに切れない時もあります

対岸の木にラインが巻きついた時は絶望しかありません。いくら引っ張ってもライン伸びる&木がしなる。後ろに下がろうにもブッシュが酷くて後退不能。こうなると詰みです(この時は身体にラインを巻き付けて自分が回転して切りました)

 

何度もトライ&エラーを繰り返してPE3号直結に辿り着きました

今回はガイドの凍結は穏やかだったのでリーダー付き。厳冬期は毎キャストガイドが凍るのでリーダーを繋ぐと結束部分が氷で通らず巻けない&投げられない。そんな時はPE直結にします。当然スピニングでは釣りになりません

 

今回ロストしたルアーは二日間で一個。上出来です

滔々と流れる太古の河川。振り向けば・・

見渡す限り人工物の無い雄大な大地。車が通れる場所から徒歩一時間の地点

※後で確認したらこの写真は15時過ぎに撮影されていました。ここで時間確認を間違えたようです

ちょっと怖い目にも。楽し過ぎて時間を忘れるのはよくある事。しかしここでは一歩間違えれば命取りに。ここで道半ば。撮影時間は16時8分。車まで後20分・・・

 

この日はずっと曇り空。太陽は見えません。一応時間は気にしていましたがどんどん歩き続ける内に疎かに。確認した時点で14時過ぎだったのであと少しと歩いているとちょっと雰囲気が変わってきました。もう一度確認すると15時40分。どうやら時間確認の時点で1時間間違っていたようです

 

踵を返して戻るもどんどん辺りは暗くなります。川沿いに帰れば間違いありませんがここまでいくつかのショートカットを通ってきました。帰りもそこを通らなければ間に合わない

今はグーグルマップが良い仕事をしてくれますがiPhone3時代はソフトバンクの電波が貧弱で苦労しました。昔の人はどうしてたんだろう

勿論走るなんてご法度。足元は獣道です。転んで怪我なんてしたらそれこそ生還の可能性がガクンと落ちます。ここは湿原。当然のように熊がいます

 

車に辿り着いた時点で16時25分。まだ少し空と景色の境目がわかるくらい。荷物を片付けて辺りを見渡した時点で真っ暗に。あと10分遅かったら・・・

 

 

久しぶりでちょっと舐めてかかって軽食と飲み物も持たずに潜っていたのでお腹ペコペコ。釧路遠征は街が近いのが魅力です

外食の時はグーグルマップで探します。「唐揚げ」とかで検索するとパパパっと出てくるので良さそうなお店へ。そんなに外食するほうではありませんが遠くの地で知らないお店に入るのは楽しみの一つ。この日は晩は・・・当たり外れは釣りと同じですね(^^;

 

釧路の楽しみと言えば何と言ってもランカーズ釧路!

※ネットから画像を拝借しました

釣り人の夢が詰まった素敵なお店。ザ、圧縮陳列のとんでもない品ぞろえ。商品を掻き分けてお目当ての品を探すのは宝探しのよう。実物を見たり触れたり出来なかったものがここにある!

 

ここにも10年通っています。毎度惨敗を喰らってここで反省会

新たなルアーと情報を仕入れて翌日リベンジのループ。夕方入店して気が付いてら閉店まで居たこともありました

因みに閉店は22時。昔のルアーショップは遅くまで開けているのがデフォ。今は亡きポパイなんか23時まで開いていました(^^;

 

今回も例に漏れず長時間滞在。店員の佐々木さんとお話しして最近の釣りやボートシーバス、フックの話などで盛り上がりお仕事の邪魔をしてしまいました

 

勿論お買い物もしました。近所では見かけないルアーも手に取ってから買えるのがいいですね( *´艸`)

何釣るんや(^^;

佐々木さんも最近東京湾ボートシーバスに通っているそう。ついその手のルアーをカゴに入れてしまいます

 

お買い物を済ませるとお風呂へ。釧路は居心地の良い大きな銭湯が充実しています。今回はランカーズからすぐそこの大喜湯。イオンの裏にあります。スーパー銭湯並みの設備ながら銭湯標準価格。この設備で500円以内なのは嬉しい

 

お風呂にゆっくり浸かって翌日に備えます。釧路の困ったところは手頃な車中泊スポットが無い所。翌日湿原に上がる時は道の駅は遠くて使えません

マイナーな場所なのでここでは言えませんが、これまで色々探して見つけたスポットで就寝。まだ暖かいのでそれほど苦労はありません

過去には墓地の駐車場で寝たことも。しかも深夜にお腹が痛くなり、墓地のど真ん中のトイレに駆け込んだり。怖いより寒い・・尻が痛い事の方が苦痛でした(^^;

翌朝の湿原スタートエリア。天候は晴れ。ピシっと締まった空気が気持をを引き締めます。まだ月が見えますね

朝の一本。何本もバラシた後引きずり出しました

さっきの画像ですがこの一本が出たポイント。5本掛けて抜けたのは一本。反応は上々ですがちょっとバラし過ぎですね(^^;

ピンクのレンジバイブで。カラー同様カワイイアメちゃん

今回一番活躍したヒットルアーはスカウト70。いつの間にはボックスに入っていていつの間にか一軍入り

妙に釣れるのでそこで初めてルアーの名前を確認したたほど。実力のみで一軍に喰い込んできた珍しいルアー。いつ買ったのかもわかりませんが恐らくランカーズで見つけたのでしょう

そのスカウトに似てると言うだけでボックス入りしていたルアー。よく見ると色以外全然違うんですけど(^^;

スカウトの針が甘くなってことごとくバラしまくるので登板。針を交換するより良い針の付いたルアーに交換する方が早い。伸びたらプライヤーで戻す。全然ダメですが致し方無し。このルアーしか無い!って時は交換します

しかし針だけの問題ではなかった模様。良い針の付いたルアーでもバラしまくり(>_<)

因みにルアーに名前が書いてありませんでした。良い仕事してくれるので追加したいんですが・・

 

この日も朝から好反応。良さそうなポイントでは確実にヒットしました

しかし前日に増してバラしにバラす。恐らく掛けた数は30本以上、キャッチ出来たのは10本ほど

 

これもある意味仕方ない所。バイブの転がしは早い動きのリアクションバイト狙いです

ゴンゴン当たる中で掛かるヤツだけ掛けて、外れなかったヤツだけがキャッチできる計算です。チビはほぼ自動的に外れます

 

もう少し柔らかいロッドにすれば良いのはわかっているんですが、今回はデカいルアーを投げたかったのと、やはり不意にデカイのが掛かるから

80オーバーのアメやイトウも居ます。釧路川のイトウは掛かればメーター。軟なタックルでは挑めません

 

ファイトは基本ぶっこ抜き

近距離で掛けるのでのんびり泳がせてランディングなんて悠長な事はやってられません。ブラックバスと同じファイトスタイルですね

 

また足場が高いのも特徴

掛けて顔が見えた段階で抜き上げなければ高確率でバラします。少し良い型だと水面に顔を出す前に泳いでくれるのでランディング率がアップ。どこか降りれる場所を探してネットで掬います。ダメでもラインが太いので針が伸びない限り糸を持って抜き上げられます

 

過去の惨敗歴から何本ものロッドを試しました。行く度にアレコレ悩んでシャウラだけで10本以上。今回は1602Sと言うレアな番手。乗りは良いほうですが今回は太刀打出来ず

やっと掛かったーヽ(^。^)ノOSPのルドラ130sp。これでこの日の目標達成

因みにコロコロ転がっているのは鹿の糞。汚いとか言ってられないほど辺り一面に転がっています。感覚的には土塊と同じ

 

基本的に朝から晩まで自分一人の世界。湿原奥地の地点ですのでこんな所で会う人はガチ系アングラーだけ。今回は幸運?にも二日間とも後ろから追いつかれました

 

初日釣り場で会ったアングラーがデカいルアー専門。フィッシングベストから出てくるにはデカすぎるボックスにビッグベイトがごっそり入っていました。ダヴィンチ240とか普通湿原で使う?(;゚Д゚)イトウ狙いですね

 

少し一緒に釣りをさせてもらい色々教わりました。隣で見ているとK-TENの140mmミノーに何度もアタックがありました。魚の前にルアーを通すんじゃなくてデカくて目立つルアーで魚を浮かす作戦。この手の作戦はルアーのポテンシャルが物を言う。翌日はデカめのルアーで出そう

 

話の中でルドラは良い、と聞き早速ランカーズで購入

良さそうなポイントではまずデカルアーを投入。反応があればバイブで掛けるのパターン。何本も反応させることができましたが獲れたのはこの一本でした

フックセッティングを間違えたのもあります。珍しく横アイのルアーなのでスプーン用フックを装着。根掛かりを伸ばし回収するには良いんですが魚を掛けても伸びる伸びる。直ダウンの釣りでは流れに押されて2連発で伸びてフックアウトしました

 

 

この日昼くらいに会ったアングラーは年配の方。すっきりした装備でコナレテル感満載

丁度僕が休憩中だったのでお先良いですか?と聞かれ、どうぞどうぞと促すと迷いなく100mほど先のポイントへ

丁度ワンドになっていて釣ってるところが見えたので観戦。するとと速攻で一本。そして連発!ちょこっと立ち位置を変えてまたヒット!?僕がパンを完食する間に5連発しました(;゚Д゚)

どうしても気になったので追いついてお話しを聞かせて頂きました。足元には良型のアメマスが横たわっていました

 

なんと中学生の頃から釧路川に通っている50年選手のガッチガチのロコアングラー

僕はスルーしがちな激流の当たる大場所。前日もこのポイントの手前で引き返し、今日も目の前にして休憩していました。釣れると知っていれば確実に叩きます。要するに僕の釣れない魚を釣っているんです

 

ポイントと釣り方を見せてもらい詳しく教えてもらいました。ポイントの熟知力が桁違い

暫くお話しさせてもらい昔の釧路川の事や危険な事など教えてもらいました。活きた話は説得力が違います

もう帰るからやってごらんとポイントを譲って頂きました。釣りもスマートです

 

聞いた通りにルドラを流すと一発!しかしフックアウト。。その後も掛けられるんですがことごとくフックアウト(>_<)

魚は捕れませんでしたがばっちり着いていました。また一つ勉強。次回の糧になります

 

ローカルアングラーはポイントの見切りとチェックのスピードが違います。良い場所だけ効率よく攻めて回るんですね

僕からすれば5m歩く度に垂涎もののポイントが次々現れます。一通り攻めてダメなら移動orルアーを変えてもう一度。釣れてもルアーを変えてもう一周。移動スピードは自ずと遅くなります

これも当然と言えば当然。僕も噴火湾なら良いポイントだけチェックして移動します。秘境エリアなんて延々と魅力的なポイントが続きますが本当に熱いポイントだけ打つ感じ。こう言った見切りはローカルに敵いません

朝エントリーポイントに居た鹿の群れ

湿原ではほとんど人に会いませんが常時野生動物に囲まれています。釣り場でも振り向けば鹿だらけ

鶴も沢山います。こちらは珍しくボッチ鶴。だいたい2羽寄り添ってイチャイチャしているので少し親近感が沸きます

 

他にもキツネも見ました。湿原では珍しいなと思っていると年配アングラーから思わぬ答えが

名前はハナコ。仲間内でそう呼んでるそうです。釣り人が釣ったアメマスを横取りするんだとか。釣り人が来ると寄ってくるそうです。海のゴメみたいなものですね

 

他にも熊、野犬、野良馬、野牛、キリンまでも居るとか居ないとか。キリンは居そうな雰囲気ありますね(笑)

危険なのは断トツで野犬だとか。鹿撃ちのハンターが連れてくる猟犬が逃げ出して野生化するそうです。人慣れしている海外種の野犬の群れに囲まれるなんて絶望しかありません

聞いた話ではサングラスを外すと少し大人しくなるんだとか。目が見えないのが警戒されるんですね。僕もフィールドで人に会った時はサングラス、雪山ではゴーグルを外すようにしています

こんな湖?みたな所が点々とあります。大増水時にはこの湿原全体が沈みます。その時に出来る超巨大な水溜まりですね。奥には鹿の群れ。上手に擬態しています

谷内坊主の群れ

釣りキチ三平のイトウの原野で出てきた谷内坊主のモデルになった野生の谷内坊主。どこにでもあるので気にも留めませんがそこらじゅうあります

恐らく谷内眼もあるんでしょうがまだ遭遇していません。ウエーダーは履いていますが不用意に水を踏むのはご法度。結構マジでヤバい目に合います

 

水辺でも人の身長を飲み込むくらいの泥はどこにでもあるとか。ハマってもがいてずぶずぶろ沈みそのまま飲み込まれるんだそうです。そして冬になり凍り春に水で洗われながら流化する氷に押し流されて上手く木に引っ掛かると発見されるだとか。今回会った年配アングラーは春に木に引っ掛ってる仏さんを発見したそうです。その時点で白骨化していたとか。自然はおそロシア

 

 

今回は11月後半とあって晩秋湿原アメマスの最盛期。気温も比較的高かく雪も無いので歩きやすい。水温もまだ高いので居場所さえ掴めれば好反応。サイズこそ出ませんでしたが良い釣果に恵まれました

 

以前は夏の仕事が終わってから長期遠征に出ていたので12月に入ってからが多く、だいたい雪を掻き分けての釣行でした。雪の湿原は人も少なく快適ですが自然の驚異は段違い。何度も怖い目に遭いました

 

雪に覆われると何故だかどこでも歩ける気分になります。すぐそこに道路が見えるからとショートカットしようと踏み込んで地獄のような目に遭ったり

行きは凍結している氷の上を歩いてエントリー。帰りは少し緩んで踏むたびにバリバリと

先程の谷地眼の話に戻りますが一旦踏み込んで埋まろうものなら次の一歩が死に繋がるかもしれません。この時は大きく迂回して背丈を超えるブッシュを泳ぐようにして掻き分け脱出しました

 

 

自然の驚異と戦いながら負けを繰り返す湿原釣行

少しずつ経験値を稼ぎレベルアップして次回挑戦。湿原はロールプレイングゲームのダンジョンのような感じです

ようやく少しだけスムーズに周回できるようになりました。釣りの面ではこの仕事を始めてからの経験値が生きたように感じました

それでも現地の高レベルプレイヤーには全く敵いません。毎回自身の成長を実感する一方、自分の実力の無さも痛感させられます

晩御飯は湿原を降りてすぐのトリッキー。店名に負けて入店

タレザンギ定食。疲れた体にガツンと一撃。前日唐揚げで敗北した分を取り戻しました。旨かった

 

帰りの道中ご飯が食べられる所は無いと察して降りてすぐの所でお食事

道内遠征では食事の場所、コンビニ、給油ポイントを正確に把握していないと詰みます。街中ではどこにでもあるようなポイントですが遠征の道中にあるとは限りません

途中のコンビニを逃して次のコンビにまで数時間なんてことも。給油に関しては行って帰れるだけの燃料を積んで出かけていました。いつまでも空いてると思うなガソリンスタンド。スタンドを目の前で車中泊余儀なくされた事も良い思い出

 

帰りは日勝峠の積雪を警戒して千歳まで高速で

中途半端に降って凍結した日勝とか嫌すぎる。過去には日勝峠手前で積雪通行止めで詰んだりもしました

昔は絶対高速乗らない派だったんですが、最近は何かと理由をつけて乗っちゃいます(笑)

 

支笏湖畔から雪が積もり出し、鹿と雪を同時に警戒。湖畔の抜けたところでかなりの積雪が

まだ除雪車が動いてなかったのか20cmくらい積もっていました

あと少しで家と言う道の駅とうや湖で力尽きて仮眠。結局3時半まで寝てしまいました(^^;

 

道東アメマスは北海道に来てから一番力を注いだ釣り

4シーズン狙える魚は貴重です。しかも海、川、湖とフィールドも多彩。川も渓流河川と湿原河川では全く違うアプローチが必要です

初日に茶路川、二日目は釧路川、三日目は屈斜路と同じアメマスをなのに全然違う釣りが楽しめます

夏の道東海アメが盛んだった頃には川とは全然違う猛烈な引きを味わえました。ドラグジージー全身を見せるジャンプ。今でも鮮明に思い出せます

 

この仕事を始めてから時間が取れず、なかなか行けなかった釧路遠征。久しぶりにどっぷり湿原に潜って当時の熱い気持ちが蘇りました。身体が野生化するこの遊び。皆さんにも是非体験して頂きたいです

 

さて冬の釣り本番!豊浦にも熱い沖根シーズンがやってきました。厳しい自然環境に耐えて勝ち取った一本はかけがえのないもの。しかも食べられます!是非遊びに来て下さい(^_-)-☆