12月12日、沖根ソイ。またもや一週間ぶりの出船。大型多数!MAX56cmでした(^^)/
もう慣れて?きちゃった感もある連日のシケ。週一、二回しか出船出来ません(´;ω;`)
それでもこの日!とばかりに良い凪が回ってくる・・そんな時はマジカルデー!
この日は大型のソイが出迎えてくれました
朝イチからキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!共に50クラス!
微風ながら雪の舞い散るお天気。まだ薄暗い到着直後にババン!とヒット。確か他にも良型が上がっていたような・・
とは言えその後もずっと連発とは行かず。まぁこんなのエンドレスで釣れちゃったら大変ですもんね(^^;
船は動かず、大潮潮止まりなど微妙なコンディション。それでも飽きない程度に釣れていました
体高スゲー(;゚Д゚)まん丸に成長したこちらのソイは53cm!50クラスは1cm毎に風格が変わります
この日も釣果に個人差あり。同じような釣り方でも連発する人とポチポチな人が出てきます
使うルアーの違いもありますがレンジの把握がキモになっていそう。デカいのは断然上↑のレンジです
魚探ではボトムちょい上から20mほどのレンジまで反応あり。その反応全てがソイでありません
このサカナの群れからソイだけを抜き出すにはルアーを追わせることが出来るかどうかが鍵。上下方向に動く魚はやる気のあるヤツ。その魚を探すことから始めます・・・
※以降は長くなるのでブログ最後に書きます
Iさんインチクからワーム単体に変えて一発!年代物のガルプのワームが効いた?
これ名前忘れちゃったんですがガルプ素材で出来たグラブです。昔はこんな大柄なガルプワームあったんですけどね。。
だいたいテールに折り目がついてたりしてあまり良い動きはしませんでしたが、これだけのボリュームあるガルプワームが釣れない訳ありません
本国にはまだありそう。向こうには6インチグラブなんて巨大なガルプがあります。個人輸入しようとしましたがめっちゃ高い(-_-;)今ならもっとするんやろなぁ
※調べたら4本入りパックで$ 11.99(1,745円)。米尼なら1,300円ほど。なんと8インチもあり、そちらは2本入りでこの値段。向こうではその巨大なガルプをバンバン使い、ヒラメやオヒョウ狙うようです
とうとうキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!この日最大の56cm!本人に負けない貫禄十分な魚体。掛けた直後から大物確定のビッグファイト!おめでとうございます(^^)/
他にも良型多数。50手前くらいまではそこそこ上がっていました
餌釣りでやっていたお客様はガヤが大漁。ヤナギノマイも上がっていました
うーん、どうなんでしょう?ガヤが多すぎるような。。
通常冬シーズンともなるとガヤは姿を消してソイ一色になります。まだまだこれからと言ったところでしょうか
水温は少し下がって8度ほど。場所によって少々前後します
そんな中、沖では鳥が旋回中。まだイワシが大量にいるようです。所々魚探の水深がバグるほどの濃い群れが。動きが鈍くなって一か所に固まってる?サバも居るようでソイが20cmくらいあるサバを吐き出しました。一飲みにするにはとんでもないボリューム(;゚Д゚)
序盤、移動もままならいほど濃い霧に囲まれました。そんな中周囲に異変が
音も無く水面を揺らす巨体。イルカイルやん(-_-;)
まぁ前回も居たので仕方ないと思っていたんですがちょっとデカすぎやしません?
夏によく見るイルカは白黒のカマイルカ。今回背中を見せたのは真っ黒でした
その大きさは感覚的に大型のトレーラークラス。シャチ?クジラ?なんかワカランけど船より全然デカイ印象。正直怖かったです(>_<)
正体はわかりませんが普通のイルカより遥かにデカいイルカっぽい何かが徘徊していました。もぅなんなん?('Д')
ちょっと通常とは違う沖根前半戦。感覚的にはやっとこれからと言う所。まだまだ続きます
そして相変わらずのシケ&シケ。次回はいつ?
予報としては土曜日が大本命。この日は一日大丈夫そう。午前便は満船ですが予報次第では午後便の予定しています
穴場が金曜日。朝の内は吹きそうですが昼に向かって良くなる見込み。こちらも時間帯をズラすことも視野に入れて予定中。出られればスーパーチャンス!!
日曜日はスノーボードの講習があります。運良く?シケ予報なので心置きなく行って来ます。今期初ボードですね(^^;
週明けは水曜日と木曜日辺りが出られそう。まだ先の予報なので何とも言えないですがチャンス!
今年はとにかく出船日を当てることが釣れるかどうかの分かれ目。出られりゃこっちのもの!予定が空きそうならとにかく予約。マジカルデーが待ってい・・・るかも~(*´▽`*)
フェイスブックのメッセンジャーでも予約承ります。お気軽にご予約お問いあわせお待ちしております(*´∀`)
沖根ソイ釣りのコツ
毎年書いていますが今年も書きます!
沖根のソイ釣りは浅場の所謂ロックフィッシュとは全然違います。そして深いトコは取り合えずジグ入れれば・・なんてものでもありません
魚との距離が遠く、勿論見える釣りでもありません
皆さんの想像以上に繊細でゲーム性豊かな沖根ソイ。明確なイメージが持って挑みましょう!
では話の続き。レンジのお話し
どのポイントも魚影が濃い時は、ボトムちょい上から20mほどのレンジまで魚探に反応が出ます。その反応全てがソイでありません
このサカナの群れからソイだけを抜き出すにはルアーを追わせることが出来るかどうかが鍵。上下方向に動く魚はやる気のあるヤツ。その魚を探すことから始めます
やる事は簡単。群れの中にルアーを入れて上下のストップ&ゴーの繰り返し
バーチカルの釣りなので進行方向は↓&↑です。上方向のストップ&ゴーは理解出来ると思いますが、下方向のストップ&ゴー、要するにフォールのコントロールが必要になって来ます
①群れの中にルアーを落とす
②巻いて止めるを繰り返す
③落として止めるを繰り返す
のループ
①の群れの中に落とす、は底まで落とす、のとはちょっと違います
魚は必ず浮いています。ボトムまでルアーを到達させる必要はありません
?と思う方もいるでしょうが底を取る必要は無く、魚の居るレンジに到達していれば良い、と言うことが大切。先ずは見せる所から
どうしても根魚を狙うとなると底ばかりに意識が向くと思いますが、ソイは常に障害物に身を隠すなんてことはしません。障害物が近くにあればそれで安心。障害物の上にフワフワとサスペンドしています
このフワフワ状態の時はほとんど寝ていると言っても良いくらいぼーっとしています
ほとんどの魚は何かが落ちてこようが登って行こうが無視。目の前に食べられるものがあっても無視。中には避けることすらしない奴もいます。ゴミかなにかだと思っているようです
そんなアンニュイなソイ達の中にたまーにルアーや餌に反応するヤツがいます。そいつ等を見つけるのが第一段階
魚が上下に動く時は捕食のサイン。魚の群れの中に針を置いておくより群れの上に誘い出したほうが釣れる確立が大幅アップ。これはどの魚にも言えること。釣りの方適式と言っても過言ではありません
魚が大量に積み重なっているのであれば上から狩っていくのが鉄則
ついやってしまいがちですがいきなり底まで落として魚を怯えさせるのは愚策。川の魚でも瀬尻から抜いていくのが基本。いきなり核心部(瀬の頭、渕の奥)から探るのはアホのやること。手前取りはマナーです
②や③は群れの中の反応するヤツ、上下方向に動く魚を探す作業です。誘いによって追わせると言いかえることも出来ます
ここは使うルアーや釣り人それぞれのやり方が出る部分。しかし何をやっても良いかといえばそんな事もありません
魚に追わせたらストップなどで捕食スイッチを入れる
「上下に動くゴミ」が「アレひょっとしたら喰えるかも?」と認識が変わればフラフラと追いかけ始めます。その追ってきた魚に口を使わせるのが第二段階
方法は単純なストップ&ゴーが一番効果的。フラフラと動く何かに生命感を与える事で捕食スイッチが入ります
上方向は巻いて止めての繰り返し。これを下方向、要はフォール中も実施します
適切なレンジまではフリーフォール。群れの上からサミングでコントロールしながらフォール&ストップ。喰うタイミングは巻きと同じで動きが変わる前後、要はストップ直前とステイ中、次のフォール直後に集中します
喰うレンジは群れを抜けた高さが一番熱い!
群れの中では案外追いはすれども喰わず、となる事が多いです。反応が水深45mほどまでであれば、必ず40mまでは探るのが肝心。群れを突き抜けて逃げた餌は追いやすく喰いやすいのです。またこのレンジまで追ってくる個体はデカいのが多いのも特徴
アタリがあった時は全集中で!
普段アンニュイな魚が一旦追撃姿勢をとったにはそれ相応の見返りを求めるもの。要はスイッチが入った状態ですね。こんな魚を見つけたら何が何でも喰わせましょう
アタリがあったら基本即アワセ。これで掛からなくてもいいんです。この動きで本気スイッチが入り、次でガツン!この事を頭に入れて掛けましょう
当たって掛からなかった時にアアアァァァ・・('Д')と悔しがるよりセカンドバイトに備える癖を。魚が見える釣りをやっていると良くわかりますが、半分くらいはセカンド、サードアタックでのヒットです
何かを追ってる仲間がいればそれにつられて動く魚もいます。むしろこっちを釣っている事の方が多いかも
最初に見つけて追ってる魚は喰えるかどうか半信半疑。結構見切っちゃって途中でそっぽ向きます。しかし先頭の魚のつられて追ってる捕食順位が低い魚は何があるのか把握していない事が多く、先頭の魚がどっかに行けば「何か」を吟味する間もなく速攻で喰ってきます
見えないので何とも言えませんが、セカンド、サードアタックの魚は別の魚の可能性が高いです
一本掛かると他の魚にも捕食スイッチが入ります。これがラッシュのトリガー
誰かが掛けたなら次は自分。ここがチャンス!!全集中で備えましょう
良く会話の中に出るのが「何mで釣れたの?」
まぁ僕も自分だけ釣れない時は思わず聞きそうになりますが、掛かったレンジに意味はありません
①追わせて②スイッチ入れて③口を使わせる。の③のレンジが何処なのかがわかるだけ。聞く側の真意はそれぞれあるでしょうが、人によってはそのレンジに魚が居る!と思っているかもしれません
例えばボトム着底同時に喰った!としましょう。その情報を出したことで他の人がボトムに魚が居る、と予想してボトム中心に攻めるかもしれません。これが落とし穴がになるかも・・
ボトムで喰った!が事実としてその前段で上下に追っかけていてたまたまボトム着底同時に喰ったとしたら?そもそもボトム着底だと思っているだけでフォール中に喰っていたら?完全に中層ならばわかりますが、際どいレンジの着底とフォールのバイトの違いが明確にわかるには結構な経験が必要です
ボトムで喰った!の情報によって他の人が釣れる魚の居ないレンジを延々と探るハメになるかもしれません
何処で掛かったかは結果でしか無く、たまたまその瞬間に喰っただけ。そのレンジを知ってもさほど意味が無いことはここまでの話で理解できると思います
但し予想外に高いレンジで喰った時は教えて欲しいです。概ねボトムより25mより上で喰う時は普段とちょっと違うな、と参考になります
例えばイワシ喰いで中層を回遊してる時など。こんな時は根のちょっと外まで流してみます
イワシなどのベイトは根の直上よりちょこっと離れた場所を回遊する癖があるようで、流し返しの時に根の外に出たら物凄い反応があったりします
そいつ等を積極的に追っかけてる個体はデカいヤツが多く、デカ爆のチャンス!そうでなくともハイレンジで喰うのなら手返しが大幅アップ。積極的に上で喰わせましょう
まとめると
・必ずしもボトムに着ける必要はない
・魚は大量に居る。その中の反応するヤツを探す、反応させる
・魚は大量に居る。ならば群れの上から狩っていくのが鉄則
・反応した魚は積極的に掛ける。掛からなくてもセカンドチャンスに備える
・喰ったレンジはたまたま。その情報に意味は無い
次回はメタルジグについて。また叩かれる~ヽ(^。^)ノ